デザインにはWindows?Mac?

無料説明会にお越しいただく方の意外と多くが悩んでいらっしゃるのが「Windowsが良いか?Macが良いか?」です。
デザイン業界の目線でビシッとお答えしましょう。!

どっちでもええんやで!

答えはこれです。そもそもウインドウズとマックって、まあ同じカメラだけど、メーカーが違うぐらいの差でしかなくて、キーボードのボタンがいくつか違うみたいなもんですよ。
大事なのは「何を撮るか」ですよね。
(カメラに例えるとカメラクラスタの方から怒られ発生の匂いがぷんぷんするけどw)

でもみなさん悩んでいらっしゃるのもよく分かります。
なぜならいろんな人がいろんなことを言ってくるからです。電気屋さん・パソコンショップ、パソコンちょっと詳しいマンのアドバイスです。

電気屋さんが真心で答えてくれるか問題

当たりの電気屋さん・パソコンショップに行けば懇切丁寧に、どのパソコンが良いか?をおすすめしてくれますが、やっぱ言ってもデザインのプロじゃあない。「売り手」としての立場や責任があるので、どちらかというと「ちょど良い」スペックをお薦めするより「余裕のある」スペックをお薦めしてくれます。パソコンのプロから見ての発言だから悪いことじゃないんですが、ちょっと無駄かなーという時がままあります。

パソコンちょっと詳しいマンの謎アドバイス

問題なのはどっちかいうとこちらの方です。「デザインはMacじゃないと絶対ダメ!」「プログラミングもするならWindows!」とか言ってきますがどっちも情報としては古いし間違いです。
このタイプの方は善意で言ってくださっているので、否定しづらいんですよね…。

デザインの現場からの最適解2024

ということで2024年現時点でのデザイナー的ファイナルアンサーをお出しします。

「Windows、Macそれはどっちでも良い」
慣れている方でやってください。パソコンの操作に気を取られてデザインの習得が遅くなるぐらいだったらやりやすい方法でデザインを学んでその後必要があればパソコン乗り換えたって十分です。

「ただしスペックは重要」
クリエイティブ業で使うWIndows/MacいずれもOSはなるべく新しいものにする必要があります(新しめOS非対応のCPUのものはそもそもAdobeが動かないんです)。

ウェブデザイナー、DTPデザイナーに必要なスペックは大体以下です。

メモリ:よくいわれる16GB必要論は「まああったほうが良いけど、必須ではない」です。最近のメモリって高性能で一昔前よりずっと高性能なので8GBあったらよっぽど大丈夫だったりします。

HDD/SDD記憶容量:値段と能力のバランス考えると、HDDだと512GB〜1TBあったらいいですね。SSDだと256GB〜512GBプラスして外付けSSD1TB(1万円ぐらい?)買いましょう。

モニタ解像度:モニタの物理的なサイズ(21インチとか24インチとかいうあれ)を気にする方はいますが、実はそのモニタが映せる「解像度」の方がずっとずっと大事です。ちっさい14インチの画面で横幅1800px映せるものと、24インチで1400px映せるものだったら前者の方がいいです(老眼の自分は辛いですが)。つまり物理的にモニタがでかくても、実際に映せるサイズが小さいとそれは「狭い」ってことになります。
Adobeのイラストレーター、フォトショップで快適にデザインするためには1800px以上は必須です。

動画編集する予定のある方は容量、メモリは上述の倍あったほうがいいです。
でも電気屋さんがゴリ押ししてくるとんでもないスペックの高価格帯パソコンはそうそう必要ないんじゃない?って思ったりします。

最後にどっちか言ったら

「今からパソコンを初めて買います。どっちがいいですか?」と聞かれたら、あくまで僕個人としてはMacと答えます。理由は二つ。分かりやすい&だいたいどれ買ってもいい感じ。だからです。
WindowsからMacに乗り換えると設定や操作の細かな分かりやすさ・親切さに驚くと思います。初心者の方に薦めるのに、これは大きなアドバンテージになります。
もう一つはWindowsっていろんなメーカーがいろんな種類を出していて、オプションも豊富。どれを買っていいかわからない状態。その点Macはある程度限られた種類のものしか販売しておらず、しかも再価格帯買っても高スペックです(その分高いとも言えるけど)。Appleで売っているものだったら全部Adobe動きます。
中古の販売相場も高いしね。ある程度古くなったら売って、新しいMacに新調する人も多いです。

いずれにせよパソコンなんて消耗品。じゃんじゃん慣れた機種を使い倒して、必要になったら買い直しが必要になります。

無料説明会では、パソコンの購入相談にも乗っています。是非聞きにきてくださいね!

無料特典クラス動画ドサっと追加したよ

受講生&卒業後1年間見れる無料特典クラス動画に6コンテンツ追加しました!
オンラインで開催した無料勉強会の内容をマルっと見れます。タイミングが合わず参加できなかった方や、当時勉強中でレベルが追いつかなかった方のために無料公開です。

html/cssもデザインもあるよ

  • Gridレイアウト
  • before/after 疑似要素の応用講座
  • SVG/SVGアニメーション
  • 刺さるポートフォリオの作り方講座
  • InDesign講座

受講生専用サイトからご覧いただけます。

こんなこと教えて欲しい!も教えてね

無料特典クラス動画、これからどんどん増やしていきますのでご期待ください。
「イラストレーターでこんなの作りたい!」「フォトショップの新機能教えて!」などリクエストもお待ちしています。

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情報発信の大切さ

みなさん情報発信していますか?SNSやられている方だと少なからずあなた自身の情報を発信しているんだと思います。

さて今回は弊デザインスクールが最も苦手とする「情報発信」について、さらに就職活動やお仕事受注たのための情報発信についてです。

みんな忙しくて誰も「私・あなた」のことなど見ていない

なぜ情報発信が必要かというと、とにかくこの原則が一番だと思います。
例えばモテようとしてカッコいい服を着て、街をブラブラしているだけだったり、気になる人の前で10往復してもそれはただの風景、もしくは奇妙なヤバい人となります。

つまりみんな忙しいので、街ゆく人のことなんて風景としてか見ていないし、見る気もないと言うのがスタートです。
それなのに、求職活動ではなぜか弊社のように「かっこいい制作事例」「他社よりもめちゃくちゃいい!」ポイントをWebサイトに掲載していれば、いろんな企業の目に留まり「これで仕事がジャンジャン舞い込んでくる!」と思っているわけです(自戒

でもこれは就職先を探す人、お仕事を受注しようとする人も同じ罠にハマることが往々にありますよね。
当たり前だけど、「かっこいい服を着ている」と言うのはあくまで、「誰かと知り合った以降」のアピールポイントだと言うことです。

情報発信とは

「かっこいい服を着ている」ことだけでは情報発信になっていないならば、どうやってこの「かっこいい服」をアピールできるか?それを考えてみましょう。

例えば手当たり次第に気になる人に声をかける?いわゆるナンパです。
でも相手によっては(ほとんどの相手が)迷惑だと思うし、1人に眉をひそめられただけで僕なんかもう半日寝込みます。(昔、飛び込み営業を経験した際、ガチで寝込みました)

「ナンパ方式でオッケーっすよ!ちーっす」という方はもう別として、そうでない方は「かっこいい服」に加えて「迷惑に思われたくない」と言う条件が決まりました。
めんどくさい自分…と落ち込まなくても大丈夫です。こうした条件や制約は見方を変えるとあなたの「優しさ」「付き合いやすさ」だとも取れます。

例えば「不快に思われない=快く思ってくれる」だと考えれば、「快く思ってくれる相手を探す」ことが重要です。例えば洋服の例で言うなら、同じ洋服の趣味の人、同じジャンルの人に対象を絞りましょう。

その上で「その対象が喜ぶ情報」ってなんだろ?と考えてみてください。
例えばただかっこいい服を着ている自分をPRするのではなく、どこで買ったのか?どう言う着回しができるのか?自分と同じ体型の人におすすめするポイントは?など「情報発信されたら嬉しい情報」を考えて発信するようにしてください。
発信するメディアはSNSでも動画でも街角で叫ぶでもなんでもいいです。

自分マーケティングと自分プロデュース

こうして「誰に」「どのように」「どうやって」情報を届けるのかがマーケティングです。
さらに言えば自分自身が「どんな自分でありたいか」を決めていく(先の例では「おしゃれ」で「人を不快にさせない」自分でありたいとか)のが自分プロデュースだと思います。

単に「自分のポートフォリオ」を載せているだけではダメだし、「仕事くれー」と言っているだけでもダメだと思います。どちらも必要だし、また別の工夫を追加する必要があるんじゃないかなと考えています。

情報を出し惜しみしない時代

情報を出し惜しみしない、と言うのは現代の流れだと思っています。SNS怖いと言う人も多いと思います。「あなたが何者か?」を出してくれないと、あたな自身と繋がることは相手も怖いんです。
何も顔出しして住所までさらして、と言うことではありません。大体な居住地、ポートフォリオ、作品にかける思い、あなたが知っている、誰かに役立ちそうな技術・コツなどを、ちょいちょい出していくのは必要なんじゃないかと思います。

そう言うの苦手ー、と言う人ほど、こうしたマーケティング目線が足りてないと思います。苦手と言って諦めたらそこで終わりっすよ。これは自分自身にも言ってます。

PUSHとPULL情報

例えばウェブサイトのトップページに「どんな情報を載せるか」を検討する際に、情報の分類として「PUSH情報かPULL情報か?」と言うのがあります。

PUSHとは、あなたがユーザーに伝えたいこと。企業サイトでいうと「おすすめ商品」「メルマガ登録キャンペーン」などです。
PULLとは、ユーザーがあなたに求める情報です。企業サイトで言えば「商品活用のまとめブログ」「芸能人による着こなしSNS」「故障時のサポート情報」だったりするのです。

このPUSH・PULLどちらかだけではダメなので、両方バランス良く情報を配置する必要があるんです。
これは個人でも法人でも情報発信する際には必要なことだと思っていて、自分が言いたいことだけを伝えるだけではなく、情報の受け手が喜びそう・必要そうな情報を盛り込んであげるようにしてください。

まとめ「あなたが必要とする情報は誰かも必要」

私なんか平凡で…とお思いかも知れません。でもその「平凡」な人が世の中ほとんどだとしたらその「平凡」な役立ち情報はすごく普遍的な価値があると思いませんか?

例えばあなたが、平凡な洋服屋(ユニクロかなんかで)、平凡な家事をする時に、ちょっと使えそうな平凡ななんだけどポケット多めなパンツを見つけたとします。
でもあなたは「平凡なパンツだし、情報発信する価値がない」と思ってしまってはもったいない!
「このパンツは掃除の時に、ブラシと洗剤を入れて置ける大きめのポケットが付いてて、不意な来客でも恥ずかしくないカラーバリエーションの豊富な、平凡パンツでおすすめです!」って言ったら、必ずそれは誰かの役に立つ情報だと思います。

こうして一見、求職やお仕事受注には関係ない情報発信も大切な情報発信。
あなたから発信される情報が、周りの人にとって「あなた像」を形づくって、それが仕事や人間づきあいに発展していくんだと思って、今日も試行錯誤している久保でした。

【無料公開】電子書籍「デザイナーの卵 50人のクエスチョン」発売開始しました。

もう自分もデザインスクール講師歴25年ですって。25年マンツーマンでお教えしてきたので、卒業生の方がデザイナーとして独り立ちして就職して偉くなったり、フリーランスとして独立したり、一人前のデザイナーとして活躍されている方がたくさんになりました。本当にこの仕事をやってきて良かった!

そして25年、自分のキャリアづくりやデザインへの悩みを持った方から本当に多くの方からご相談を受けました。励ましたり、笑ったり、時に叱ったり。生徒さんの悩みに向き合う時に、僕は手抜きをしたことないぞ!というのだけは胸を張って言えます。

で、そうしたたくさんのご相談の中から代表的なものを抜粋して、2024年現在の久保が真面目にお答えした問答集のような本を出版しました。

その名も「デザイナーの卵 50人のクエスチョン」

内容は、「デザインの勉強法」「デザインの仕事」「デザインの未来」と分類して、「得意なデザインの作り方」「嫉妬でモヤる」「おすすめの勉強法」「向き不向きはどんな人?」「AIに勝つためには」「キャリアプランの作り方」「あなただけの武器」などなど普遍的なもの、現代的なもの、デザイナーの卵の方がぶつかる悩みにお答えしました。

たとえ仮想の質問だとしても、きちんと真面目に答えたかったので「デザインスクールTribes20の宣伝」としての返答は徹底的に無くしました。他のスクールが良いかもしれないし、独学が良いかもしれない。大事なことはどうやってみなさんが技術を学び、自分らしさをデザインに乗せ、そのデザインで何かを実現することです。だから僕らのデザインスクールに入ってもらう為のステマ要素は無いので、是非みなさんもフラットな気持ちで読んでもらえると良いかなと思っています。

どこで手に入るの?

AmazonのKindleストアで電子書籍が購入できます(550円)。一応値付けしたけど、多くの方に読んでもらえるといいので、この公式サイトからは無料ですw
無料ダウンロードはこちらから是非どうぞ!

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2/28開催勉強会「初めてのGridレイアウト」

html/cssを受講中・卒業の皆様向けのcss Gridレイアウト講座をオンライン開催します。

float→flexときてさらにgridです。待望のsubgrid機能が全ブラウザ対応となったので、ようやく実務レベルで使えます。基本的にはflexでもできる事がほとんどなのですが、より柔軟なレイアウトカスタマイズができます。
独学してみると分かるんですが、gridってなんかやたらと新用語が飛び交って、いまいち理解しづらいんですが、そこはTribes20スクール。うまいことかいつまんで噛み砕いてちゃんと理解してもらえると思いますよ!

基本の設定方法を学びつつ、flexとどう違うのか?gridが役立つ場面とは?も覚えていただけます。
本講座はGridレイアウト実践編へと続きます。

html/cssコーダークラス受講中の方は最低でもflexまで受講済みの方が対象となります。
受講生・卒業生とも参加は無料です。
また開催日以降に受講生向け無料講座としても配信予定です。

参加申し込みは公式LINEへ https://lin.ee/JvR092G

電子書籍「デザイナーの卵50人のクエスチョン」もうすぐ出ます

スクール代表の久保が去年の暮れから必死こいて書いていた本がもうすぐAmazonで電子書籍として発売となります。発売と言っても自分で価格を決められるので、当初は無料公開する予定!

2024/2/14追記

出ました!AmazonのKindleストアで電子書籍が購入できます(550円)。一応値付けしたけど、多くの方に読んでもらえるといいので、この公式サイトからは無料ですw
無料ダウンロードはこちらから是非どうぞ!

タイトルは「デザイナーの卵50人のクエスチョン」

これまでデザインスクール講師として無料説明会や授業の中でたくさんの方からいただいたご質問を2024年の「今」あらためてお答えしてみようという内容です。

デザインのスキルのことではなく、どちらかというとデザインを学ぶ悩み、デザインを仕事にする悩み、デザインの将来の悩みなど。初学者、初心者さんがぶつかる壁についてのお悩みにお答えしています。

999人に刺さらなくてもきっと誰か1人に刺さると信じて

デザインの技法の本にした方がキャッチーなんですけど、それをあえてせずこういう形式にしたのは「みんなの悩みはそれぞれ本物だ」と思っているからです。僕からするとよくある悩みだったり、些細な悩みでも、その悩みの当事者からすると真剣で、おおごとで、見逃せない悩みなんです。そこにまぁ自分ぐらい、このTribes20デザインスクールぐらいはきちんと向き合いたい。僕らの思いが、わずか1人でも多くの方のモヤモヤを少しでも晴らして、良きデザインライフを送ってほしい!と願って書いてます。

今回選ばれた50個の相談は、もしかするとあなたにとって当てはまる悩みではないかもしれないし、欲しかった答えでは無いかもしれません。でも僕らの「心配すんな!おれらが着いてるぞ!」が届くと良いなと思っています。
これから学ぶ皆様も、学んでいる最中の方にも、卒業された方もみーんなに届いてほしいメッセージを書いたつもりです。発売したらまたお知らせしますねー。(久保)

デザイン業界はオワコンか?

先日ご来校いただいた方から「TikTokとかでデザイン業界”オワコン”って聞いたんですけど?」と聞かれました。
分かります。なんかやたらとギラギラしたツーブロック男または目力が宗教っぽい女性が早口で「オワコンオワコン」言うアレですよね。
※オワコン=終わったコンテンツ(流行っていない、未来がないなどの意)

そもそも誰がオワコン言ってるのか

デザイン業界に限らず、なんでもかんでもオワコン連呼動画をアップしている人ってどんな人かと言うと、「その裏側のビジネス」を行っている人です。

例えばデザイン業界オワコンと叫ぶ人は、デザインではなく別のビジネススキル勉強しに来てね!とかプログラミングオワコンと呼ぶ人は、プログラミングではなくデザイン勉強しに来てねって感じです。

もう一つは最近のSNSで重要視される「インプレッション」稼ぎです。嘘でも良いから過激なこと言うと、その投稿を見る人、コメントする人、反応する人が増えることを狙ってます。

デザイン業界は本当にオワコンか?

デザイン業界どっぷりのTribes20ですが、オワコンとは思えませんねー。単価が下がったという人もいますが確かにインターネット黎明期に比べて下がりました。でもそりゃあ当然でそれはある種適正価格に落ち着いてきたと言えます。(昔はウェブサイトの管理費月額20万円とかザラだった!)

弊社の周りで言えばすっごい大儲けしているところは多くはないと思います(大儲け=上場するとか自社ビルでやってるとかね)。
昔と違ってデザインだけを行う大会社が今あんま流行っていないのもあって、どちらかというと小さい企業やフリーランスの人がたくさんいて、それぞれみんな得意分野で仕事をしている印象です。
そう言う意味で言えば割とみなさんそれぞれの得意ゾーンで楽しく仕事している気がしています。

オワコンと叫ぶ人「AIの時代だ」

例えば「AIの時代だ」という人がいます。分かります。生成AIがすごいイラスト作ったり動画作ったり。そんな時代に人間がデザインをする意味があるのか??あると思いますよ。
多分僕らの仕事はAIに変わる部分も出てくると思います。でもあくまでそれは僕らをサポートする分野。例えば原稿の確認や補完、デザインサンプルを集めてきてもらう、トレンドや統計データをまとめてもらう、素材のイラストを生成してもらうなどなど。
でもこれらを指示するのは人間だし、デザインを俯瞰から眺められる・考えられる人間が必要になります。

つまりAIに置き換わるかどうかはその人のスキル次第です。原稿チェック、デザインサンプル集め、データ収集、簡単なイラスト作成を普段から行っている人は残念ながらAIに置き換わります。でもそれをAIに任せて自分のスキルを高めていければ置き替わらない!(オワコンじゃない)ってことなんですよ。
(この話は長くなるのでまた後日書きますね。)

オワコンと叫ぶ人「副業デザイナーはオワコンだ!」

もう一つ言っておかなきゃいけないのは「副業デザイナーオワコン論」です。
1ヶ月でデザインをマスターして、働きながらバナーやランディングページを作って副業できるよ!って言うデザインスクールさんありますよね。。。
副業デザイナーという枠については、オワコンというよりかは最初から「始まってない」という気がします。
1ヶ月のデザインキャリアで別のところで働きながらできるほどこの仕事は楽じゃないです。自信を持って作ったデザインにも修正が入ります。原稿差し替えがあります。ボツがあります。
まして2週間かけてバナー作って1000円もらえましたーってそれ副業にもなっていない気がします。
SNSによくいる「副業で30万突破しました!」の人たち、全員業者ですよ!?

まとめ

オワコンオワコンうっせえわ。という長文でしたw
まとめるならばデザインに限らずなんですが、これからの時代は個人のスキルアップは絶対に必要です。
言ってしまえば「あなたにしか出来ないこと」を必要とされる時代です。クリエイティブの世界はその「あなたにしか出来ない」を出しやすい世界だと思います。
色々な分野で社会変革が進んでいる世の中で、自分のスキルやキャリアでいいのか?と不安になる方も多いと思います。とにかくそうした不安を煽ってくる人にはどうか耳を貸さず、自分に何ができるか?とにかく色々動いてみるのもいいと思います。動くとほんのちょっとでも何かが変わりますよ。

ド正直に2024のご挨拶

あけましておめでとうございます!って言って良いのか、、、という波乱の幕開けとなった年明けでした。毎年の穏やかなお正月がなんて素晴らしい日だったのだ!と再確認する年始でした。
Tribes20スクールがある名古屋も南海トラフ地震がいつか来ると言われている場所ですので、防災への備えやらきちんとしていこうと思います。

弊社の2024年についてちょっと聞いて

Tribes20スクールは2024年で24周年。まだまだーの気持ちでやっていますが、振り返ると随分長くやっていますね。名古屋のデザイン会社でも結構な古参です。デザインスクール業に至っては多分最古参。
会社としてはベテランですが、これまで大事としてきたことを守って、同時に新しい時代や技術にどんどん対応していく力強さを今後とも生徒さんにフィードバックしていきますよ!

1番楽しくて、1番ハイレベルなスクールへ

デザインやWebプログラミングを覚えることに必要なこと、それはきっと「楽しさ」なんだと思います。僕らもこの仕事を25年もやっている理由はその「楽しさ」があるからなんだと信じてるんです。

「楽しさ」ってゼロから作ることの苦労/生み出す楽しさなんだと思います。この苦労と楽しさは表裏一体で苦しめば良いって訳でも楽だったら楽しいって訳でも全然なくて、「自分の限界を越える苦しさ、それを超えた時の楽しさ」って言い換えても良いのかも知れないですね。

僕らは新しいメッセージとして「1番楽しくて、1番ハイレベルなスクールへ」を掲げていきます。
そのために「ド真面目」さと「ド正直」さで生徒さんのためを考えて行こうと思っています。

卒業生にお仕事を提供する仕組みを作るぞ

どういう形であれ、卒業生の皆さんのクリエイティブ業界キャリアのはじめの一歩を応援したい。
何かしらギャラの発生するお仕事を弊社から提供するとかね。みんなで楽しく仕事しよう!

AIに負けないスキルを教えるぞ

この件は不安な方も多いと思うので、また詳しくブログなりラジオなりでお伝えしようと思ってます。
でもマンツーマンスクールとして「人の思いの熱さ」を大事にしてきたデザインスクールだからこそできる「AIに負けないクリエイティブレベルと考え方」をどんどんお教えしていけるようなカリキュラムを充実させていきます!

まとめ

と色々言ってますがこれってすべて会社とデザインスクール立ち上げの頃から言っている原点回帰だったりするんですよね。なのでこれからもどんどん「Tribes20にしかできないレベル」を進めていこうと思いますので今年もどうぞよろしくお願いいたします!

2023年もありがとうございました!

Tribes20スクールも23周年の年が終わろうとしています。
今年も授業や勉強会を通じてたくさんの生徒さん卒業生さんと繋がって楽しい1年になりました!
体験に来たけど入らなかった人、体験に行こうかまだ悩んでる人もみんなお疲れ様でした!

年末スペシャルってことで講師全員登場のラジオ公開しました。
先生たちの2023年の仕事っぷり、プライベートっぷり、うまく行ったりダメだったり、楽しく笑い飛ばして参ります。

我々はまた来年も変わらず「ただただ生徒さんのことだけを考える」日本一最高なデザインスクールとして頑張っていきます。来年もよろしくね!

ところで1/13(土)13:00から新年会やります。お暇な方は是非来てね。

【最新版】デザイン業界に必須の技術って?

12月になって無料説明会に来られる方が増えていますが、来られた方の多くの方から聞かれるのが
「ウェブデザイナーになるためにはどんな技術や知識が必要ですか?」です。
以前よりもみなさんの迷いがより混乱してきているんですよね。色々とお話し聞いていると原因がわかてきた。わかってきたぞーー!ゴゴゴ

「あれも覚なきゃこれも覚えなきゃ!」のウソ

別のデザインスクールさんに行ったり、SNSで情報調べていると以下のような情報に触れたそうです。

  • 時代はFigma。覚えなきゃだめ!
  • イラストレーター、フォトショップは不要
  • html/cssは不要!
  • 動画編集は覚えないとだめ!
  • ウェブデザインはテンプレートで作るもの!
  • WordPress / jQuery などは必須

やめてーー。信じないでーー!
イラストレーター不要論を信じて、実際の就職求人の必須条件に合わずに全然応募できない人いっぱい見てるわよーー!
手抜きでhtml/cssできたりするツールもあるけど、プロの現場で死ぬ未来しか見えないわよーー!…以下略

以前にも書いた覚えがあるんですが、クリエイティブの世界で「あれはダメ」とか「これは必須」とかって大体ウソなんですよね。あくまでソフトは道具ですからなんでもいいんですよ!
でも必須というならやっぱイラストレーター&フォトショップ。これだけは必須です。就職時に足切りに合っちゃうし、そもそもデザインの現場で「デザインソフト」言ったらこの2つです。

Figmaでいいじゃんの悩み

Figmaってソフトがあります。Figma覚えとけ!必須というスクールさんもあります。
無料で使えるので人気のデザインツールです。と言ってもゼロから思い通りのデザインを作るのは難しいかな…。例えば縦書きできません。写真補正もしょぼいです。例えばこういう機能もプラグインという形で機能を追加する必要があります(無料有料あり)。
ただなにしろ無料なのでデザインの入り口としてはすごくいいと思います。

そもそもFigmaって100%デザインするためのツールとは言えないんですよね。どちらかというと画面設計なんかを複数人で作業するのが得意なツール。そう言う意味で覚えてもいいですが、Illustrator / Photoshopが使える方だと1時間で覚えられると思います。

それと最後にFigmaはAdobeに買収されたので、そのうち無料じゃなくなる気配…?となるとデザインの入り口としてもちょっと微妙な感じになりそうです。

どんなクリエイターになるのか考えよう!

何度も言いますがイラストレーター、フォトショップを覚えてください。そこまではみんな必須。
でもその先にいろんな道が広がります。

  • html/cssを学んでコーディングもできるウェブデザイナー
  • デザインもっと深めてゴリゴリデザイナー
  • クライアントや営業、制作をまとめるディレクター
  • 動画編集覚えて動画クリエイター
  • プログラム覚えてフロントエンドエンジニア
  • SNSマーケティング学んでSNS運用マン!

などなど、クリエイターと言っても十人十色の個性を持つ方が良いです。

採用側から見た刺さる人、刺さらない人

採用側の目で見たときに「お、いいな!」と思う人は「得意なものがある人」「人より好きなことが明確な人」です。
逆に刺さらない人は「あれもこれもできるけど、どれも浅い」人です。
自分の会社のどの部分にこの人は強みを発揮してくれるかな?って採用する人は考えるので、クリエイターらしい「ひっかかり」を是非作ってください。
そのためには、基本のデザイン技術を学んで、あとは心の向くまま好きなデザインを作るとか、好きな仕事の仕方、好きな技術方向へ向かっていけば良いのでは?と思います。

なんでもやらなきゃ!って焦ったり、無駄に凹んだりする人が少しでもいなくなりますように!(久保)