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デザイン、クリエイティブの本質はLOVE。

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2024年6月24日

デザイン、クリエイティブの本質はLOVE。

だいぶ大きく出たタイトルにしましたが、割と自分はこれだと信じています。

使う人の姿を想像しよう!

デザイン仕事だったらなーんでもそうだと思うのですが、例えば醤油差しの形、ドラッグストアのチラシ、ホテルの予約ウェブサイト、名刺、etc。すべてポイントは「どんな人が使うのか?」を想像することです。そこにいない人のことを思う、これはLOVEです。(本気です

マーケティングってなんだ?

デザインとはまた違う業務領域として「マーケティング」と言うのがあります。クリエイティブ一本で来た方にとっては「聞いたことはあるがよくわからん」ものじゃないでしょうか?
要は「誰がどんなものを求めているか?」を考えること!(ザ・ザックリ)

専業のマーケティングっつったらこれを細かな数値やら統計やらアンケートやら市場調査やらして数値化していくお仕事なんですが、クリエイティブの人間ができる「マーケティング」が「想像」です。

想像のトレーニングをしよう!

結局マーケティングって「仮想」の市場を「想像」する仕事だったりするんですよね。でも本職のマーケターって何がすごいって、それを裏付けるための膨大な経験とデータを持ってるから説得力が増すわけです。

ではクリエイターはどうやって「想像」するのか?近道はないと思いますが僕らにできることは「多様な人やコトへの興味」です。
クリエイティブの人たちって、変わった趣味の人多いんですよね。流行りのものというより「自分が好きなものを選ぶ」タイプ。この性質って実は他者を理解するのにすごく良い能力だと思っていて、シンプルに「他人の好きなものを切り捨てない」、他者は他者、自分は自分という線引きできるんだと思うのです。

線引きだなんて、他者を理解することと矛盾しないの?と思った方、まだ早計です。
他人の趣味を無理解に批判する人いるじゃないですか?あーいう人って他者へのリスペクトがそもそも欠けているし、言っちゃうと自分に自信がないタイプの人なんですよ。
もう前提として他者を理解する素質ゼロですw

自分像がある人だけが他者を想像できるのだ!

例えば全然知らないジャンルの販促を頼まれたと想像しましょう。僕にとっては例えば「ティーンエージャー向けの恋愛映画」の販促だとします。普段ホラーばっか観ている僕ですから、女子高生の恋愛映画なんて観るわけがありません。でも!僕は今時女子高生の趣味を否定しません。なぜなら僕のホラー趣味を否定されたくないからです。たとえ否定されたとしても自分はホラー映画の面白さを知っているからです。

仕事で女子高生恋愛映画の良さを伝えなければならなかったら、僕はいくつか代表的な作品を観てみます。たぶん感動しません。でも自分の中に引き出しが増えました。それを持って、親戚の女子高生にインタビューすると思います。女子高生の間で流行っている漫画も音楽もお店も勉強します。そうやって自分の中にある「女子高生」引き出しの中に情報を増やしていくのです。

もちろんいくら引き出しの中を増やしたところで、僕が女子高生になれるわけではないし、多分僕に頼まない方が良いと思いますが、それでも女子高生のマインドを理解するためにはこの方法しか無いように思うのです。

こうやって仮想ユーザーの暮らしや考え方、価値観を想像することって楽しくないですか?僕はちなみに大好きです。ひとつの大きなクライアントだけの仕事やると言うよりは、いろいろな業種の方とお仕事するのが好きなんですよね。毎回こういうプロセスを経て「誰か」を想像しています。

誰かのためのデザインを

ざっくりまとめると「そのデザインは誰のため?」を考えてみてください。自分が作りたいデザインで空振りしていては意味がありません。想定した「誰か」の解像度が低くては足りません。
例えばチラシを作るのなら、「誰がどんなタイミングでどこから読んでどうやってお店に行こうと決める」までの思考を想像してみてください。きっとそれだけでデザインはレベルアップできると思いますよ!あとは慣れ!(ザクッ (久保)

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