スクールに通う意味ってあるの?

こんにちは。久保です。
今日は僕たち自身の考えを整理する意味や自戒も込めて、「スクールに通う意味があるのか、ないのか?」を書いてみようと思います。

人によっては「スクールなんかで覚えられる事はわずか」「独学で覚えられる」「デザインは教わる物じゃない。センスだ」なんて事を言う方もいます。
確かにまあその通りだとも思うし、でも、その反面もっと大切な事がスクールの価値にはあると思っています。

それはこの言葉に集約されていると思います。

「20年かかって習得したものを、次の世代には5年で身につけさせる。そうすることで残り15年で「続き」に取りかかれるし、さらに難しい事を達成できる」出典

前に誰かがやった事はなぞるだけで良い、と言うのが(極端な言い方ですが)一番のポイントだと思っています。

僕たちはイラストレーターのペンツールの使い方から始まり、ウェブプログラミングまで、様々な事で試行錯誤を繰り返してきました。中には同じ所で何回もつまずいたり、間違った解釈をしていて遠回りをしたり、すごく簡単に出来るテクニックに気づかなかったり…。
僕たちの考えでは、こうした事を後輩まで同じように悩む必要は無いと思っています。僕らのそうした経験から来る「現場」のテクニック・知識を短期間で覚えてもらって、早く皆さんに僕らと同じレベルに立って欲しいのです。そうすれば先の言葉のように、皆さんはさらに新しい事、創造的な事を産み出して行けるはずなんです。
いずれ僕らを余裕で追い越すクリエイターが生まれたら本望です!

だからこのスクールでは「ソフトの使い方だけでは終わらない」といつもお伝えしているのです。ソフトなんて所詮は道具。それは使えて当たり前で、それをいかに使いこなせるか?さらにはどうやって物を作る事を発想出来るか?と言う、より深いレベルでの授業に力を注いでいます。

スクール選びの際には、是非そのスクールが持つフィロソフィー(理念・哲学)を感じ取ってもらえると良いと思います。
それではまた!(久保)

2014年今年のテーマ

あけましておめでとうございます!
Tribes20、Tribes20スクールは本日より仕事始めです。今年もよろしくお願いいたします。

去年は渋谷恵比寿校のオープンだったり、公式サイトを1年がかりで担当したB-1グランプリの開催だったりと、例年になく慌ただしくあっと言う間の一年でした。
スクールでは名古屋・東京ともに過去最多の生徒さんと出会う事ができました!忙しかったけど本当に楽しかった!ありがとうございました。

えー、さて。2014年のテーマを何にして行こうか?と言う話ですが、(個人的には「鼻で呼吸する」を目標にしてますが)「クリエイティブ=楽しい!」でいこうと思っています。

今まで割と受講生の方は「仕事で使いたい」「印刷デザインだけでなくWEB制作も覚えたい」と言う、具体的な興味と向上心を持ってこられる方が多かったですし、僕らもそうした方々を主にお教えしたいと言う気持ちがありました。
でも今年は、デザイン未経験の方や、もっとデザインに興味が無かった方・デザインなんて難しいと思っていた方にも、「作る事」の楽しさを知ってもらって、僕らのこのスクールの良さもお届け出来たらなと思っています。

その為の新たなサービスをなるべく早くスタートさせるべく新年からがんばっていますので、ご期待くださいね。
今年も生徒さんがどうしたらもっと高く深く技術を手に出来るか?その一点だけを集中して先生ともどもがんばって行きます!