就職サポートだって豊富です

就職に強い!って一体どんな人なんだろう。と考える事がよくあります。
やっぱりまずはWEBクリエイターとしての基本技術の高さ、それだけじゃなくってもちろん人間性も大事。

ウェブはチームで作る事がほとんどです。だから、業界標準の技術をチームの共通ボキャブラリとして持てる事、それとやっぱりチームを円滑に回すための、コミュニケーション能力が大事だなと。

Tribes20スクールでは卒業生の就職相談にも積極的に乗っています。WEB制作会社が運営している強みとして、制作会社同士の横のつながりを活かして、制作会社・メーカー・広告代理店への人材紹介を行っています。
先日も紹介先の制作会社の人事担当者さんと話していたんですが、その担当者さんは「クリエイティブにかける情熱が必要だ」と仰っていて、すごく同意しました。

曰く。「細かな手順ややり方は、入社後サポート出来る、けれどクリエイティブにかける思いとか、もっと良いものを作るぞ!出来るまであきらめないぞ!」という思いはその人にしか持てないし、後から鍛えるのは難しいから」と。

僕らはスクールを通じて、多くの人をクリエイターとして育て上げて行きます。そして同時にそのスキルを使って、その方それぞれの人生がよりよく変わって行く事をイメージして運営しています。
その為にも就職サポートはやっぱりすごく重要な部分で、だからこそ僕らは卒業後であろうとも、真剣に相談に乗るし、適正が合いそうな企業に面接のご紹介をしています。

仕事どうしよう?とか仕事になるの?とか、漠然とした思いをぶつけてください。覚えた技術はあなたを裏切らないし、僕らも真剣にお答えして行きます。

久保

生徒さんは良いライバル

卒業して行った生徒さんから、「なにより先生の前向きな考えをもらって、自分も前に進もうと思いました」とメールをもらいました。相当にうれしかったです。

まったくの初心者の方から、デザインは出来る方まで、マンツーマンならではでしょうか、かなり幅広い生徒さんが通われています。年齢も性別も経歴もバラバラのスクールです。
でも、だからこそ、ぼくら講師は、それぞれの技術力とモチベーションと、もっと言うと人間性みたいなものも問われていると思うのです。
そのためには僕ら自身が新しい技術や新しいフィールドに挑戦し続ける事、それが一番大事だと考えています。
と言ってもこうした考え方は、実は何より生徒さん皆さんからもらったものなんですよね。スクールに通うという事は、それこそ相当な前向きエネルギーの発露だと思うし、きちんと通って、宿題もこなして、技術をものにしていく生徒さんたちは、本当に見ていて逆に励みをもらいます。

先日、恵比寿校に体験に来られた都内の女性は、社会人として言われたポジションにフワフワーっと流されてやるよりも、少しでも自分のやりたい事に近づきたい!とおっしゃっていて、すごく感動して、全然仕事外のアドバイスまでさせてもらいました(w

先に書いた、生徒さんからのメールは僕ら講師と生徒さんをつなぐ一番大きなものが「前に進む力」なんだなと、改めて再認識させていただきました。ほんとにこんなにうれしい事はないでっす!これからも生徒さんに負けないよう、我々一同がんばっていきます。目指すは受講生の満足度日本一ですっ!

テキストの重み

久保@渋谷恵比寿校です。
これから来られる生徒さんの為にせっせと各クラスのテキストをプリントアウトしています。
こんなに一気にプリントした事無いなーっていうぐらいの量です。

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山のように出力されたテキストを見て、なんだか感慨深くなっていました。
一番最初は、僕がたった一人で、僕の独断と偏見でカリキュラムとテキストを作っていましたが、それから6年、先生も増え、みんなでアイデア出し合い、それぞれの経験と思いを込めて、少しずつ少しずつ良くなって行った、そんな宝物のようなテキストです。

このテキスト、見た目は他のスクールに比べてしょぼいかも知れないけれど、日々新たに生まれる技術に追いつき、授業に反映させる為には多少の見た目の悪さはしゃあないー!って思ってます。
生徒さんと僕ら講師で作り上げたこのテキスト。なんだかうれしい一人の夜です。

講師心得。5つの「教える」秘術。

生徒さんをお教えする際に、僕たち講師が気をつけている事があります。
それは何と言っても指導スキルの高さ。
カリキュラムのレベルが高い事はもちろんですが、それだけではだめ。講師のデザイン・技術スキルが高いだけでもだめ。きちんと生徒さんに理解してもらうためには5つのポイントがあると思っています。

1:これから作るもののイメージと、その目的を共有
何と言っても最初に、「こういう目的で作るんだな」「こういうものを作るんだな」というビジョンを予め理解してもらいます。

2:それを作るのに必要なテクニック・手順を整理して確認
実現のためには何が必要なのか?を生徒さんとともに考えます。「ここはイラストレーターで、前に使ったあの手が使えるね」など

3:トライ!
実際に自分が予め考えた手順でやってみる。だめだったらステップ2に戻ってやり直し。
失敗しても全然オッケー!この繰り返しの積み重ねが、生徒さんの「考える力」につながります。

4:成果の確認
制作物には必ず「目的」があります。この目的を果たせるものか確認します。「お客さんにとって本当に見やすいかな?お問い合わせの位置はここでよいかな?」など

5:生徒さんに任せる
コツをつかんだ生徒さんには、どんどん主導権を持ってもらい、進め方を任せて行きます。
講師は生徒さんの横で作業を見守り、改善すべき点、アイデアのヒントを与えて行きます。

というような手順があると、生徒さんも苦手意識を持たずに、リズムよく覚えられます。
さらに「自分で考える力」を鍛えて行く事で、これからたくさん遭遇するであろう、様々なクライアントや、依頼に対して柔軟に対応出来る「実践力」が身に付きます。

もしかすると、こういう方法は講師・生徒さんの間だけではなく、上司・部下、先輩・後輩の関係でも役に立つかもしれませんね。
という事で、今回はいつもと少し毛色の違う記事を書いてみました。

久保