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スクールに通う意味ってあるの?

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2014年1月20日

スクールに通う意味ってあるの?

こんにちは。久保です。
今日は僕たち自身の考えを整理する意味や自戒も込めて、「スクールに通う意味があるのか、ないのか?」を書いてみようと思います。

人によっては「スクールなんかで覚えられる事はわずか」「独学で覚えられる」「デザインは教わる物じゃない。センスだ」なんて事を言う方もいます。
確かにまあその通りだとも思うし、でも、その反面もっと大切な事がスクールの価値にはあると思っています。

それはこの言葉に集約されていると思います。

「20年かかって習得したものを、次の世代には5年で身につけさせる。そうすることで残り15年で「続き」に取りかかれるし、さらに難しい事を達成できる」出典

前に誰かがやった事はなぞるだけで良い、と言うのが(極端な言い方ですが)一番のポイントだと思っています。

僕たちはイラストレーターのペンツールの使い方から始まり、ウェブプログラミングまで、様々な事で試行錯誤を繰り返してきました。中には同じ所で何回もつまずいたり、間違った解釈をしていて遠回りをしたり、すごく簡単に出来るテクニックに気づかなかったり…。
僕たちの考えでは、こうした事を後輩まで同じように悩む必要は無いと思っています。僕らのそうした経験から来る「現場」のテクニック・知識を短期間で覚えてもらって、早く皆さんに僕らと同じレベルに立って欲しいのです。そうすれば先の言葉のように、皆さんはさらに新しい事、創造的な事を産み出して行けるはずなんです。
いずれ僕らを余裕で追い越すクリエイターが生まれたら本望です!

だからこのスクールでは「ソフトの使い方だけでは終わらない」といつもお伝えしているのです。ソフトなんて所詮は道具。それは使えて当たり前で、それをいかに使いこなせるか?さらにはどうやって物を作る事を発想出来るか?と言う、より深いレベルでの授業に力を注いでいます。

スクール選びの際には、是非そのスクールが持つフィロソフィー(理念・哲学)を感じ取ってもらえると良いと思います。
それではまた!(久保)

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