シャチョウ映画撮ってるんだって
Top > スクールコラム > シャチョウ映画撮ってるんだって
2025年10月5日
シャチョウ映画撮ってるんだって
ようやく猛暑も終わり、短い秋が来ましたね。ほっと一息というところでしょうか。
最近シャチョウ久保は、個人的にこの春から映画塾というものに混じって映画制作を進めております。
シネマスコーレ映画塾
僕が入っているのは、名古屋の最古参映画館として知られ、なんだったら日本映画界の聖地とも呼ばれるようなシネマスコーレが運営しているシネマスコーレ映画塾です。
6ヶ月や1年かけて塾生みんなで短編映画を1本撮るという毎月1回のコースです。
脚本もゼロから作り上げるので、企画段階から脚本、演技、撮影、編集まで基本的には塾生がやる、というなかなかタフではあるものの、映画好きには魅力的なスクールなのです。
受講のきっかけは?
僕は長年「観る」映画を楽しんで来ましたが、その映画にブーブー文句言ったり、一丁前に批評してみたり、一度「作る」側に行くと、もっと映画への理解度が高まるんじゃないか?とか「安易に文句言えなくなりたい」というのがありました。
デザインでもそうなんですが、理解度が高まれば高まるほど、誰かのデザインを批判することは安易にはしなくなります。(その分批判する時はガチの批判をしますがw)
まぁそういう思いもありつつ、でも単純に「面白そう」と思ったわけです。
今何してるの?
1年コースを選択しましたので、6月ごろに脚本の初稿を完成させて、2ヶ月脚本直しまくって7稿まで書きました。9月からは役者が決まり、1ヶ月かけて演技指導、小道具や衣装の準備、ロケ地決め…平日も週末も関係なく慌ただしく過ごしております。
で。10月と11月の4日間18シーンをいよいよ撮影してきます。
「面白そう」は大体面白い
また撮影の様子や、作品の出来についてはご報告するとして、現時点で僕からみなさんに伝えたいのはこれです「”面白そう”は大体面白い」
ある程度大人になって経験を積むと、自分の特性や好み、出来ること、ギリ出来ること、出来ないこと。または他人との相性など「自分」てのが無意識であってもだいぶ理解しているんだと思います。
「他人より大きなことが出来る自分」みたいな自己評価ではなくて、「自分が自分を一番知っていて、自分を大事にしている」という自分軸があると、オモロそうは大体面白いし、この人ムリーって大体ムリな気がするんですよね。
僕も51歳になりました。「最近盛り上がること少ないなぁ」と思っていたけど、こうやって「面白そう」に迷いなく飛び込んでいけるのも年齢が行った人の特権だなぁとも思うんです。
新しい扉を開けるのは怖い!けど開けたら意外と楽しかった!みたいな経験をぜひ若いみなさんにも経験してほしいなぁと思ってスクール運営しています。
「面白そう」って、もしかするとあなたが思っているより、すんごい大切な自分へのメッセージな気がします。ぜひ大切になさってください。(なんでも鑑定団風の言葉で締めました