自分に栄養を
2019年10月4日
自分に栄養を
スクールの無料体験や、受講生の方、お仕事柄たくさんの方のいろいろなご相談をお聞きします。クリエイティブ業界のこと、将来的なキャリアのこと、個人的な人生相談まで!
業界ではベテランになってきちゃった僕だからって、僕の話は絶対ではないし、お役に立ててるか分からないこともあるけれど、話をしてくれたその勇気こそが次に繋がるんだよって思ってます。
「誰かに心を開いて話してみる」って、勇気がいるけど、それ以外に自分の心の新しいドアが開くことって無いよなーってホントにつくづく思います。
でももう一個自分アップデートに必要なことがあると思ってて、それは自分で自分に新しい栄養を与えて、自分でむしゃむしゃ噛んで、自分なりに自分の骨や肉にしていくって作業も同じぐらい大事じゃないかなと。
誰かとシェアするとはもうちょい違うところで自分自身と向き合うというか…。
例えば見たことも無い現代アートを見に行くとかしてみる、すると「全然分かんなかったなー」ってなるんだけど、そこから一歩進んで「なんであんなもん作ったんだろう」とか「ああ言うのを好きな人ってどんな人なんだろ」とか「あんなんで生活できるんだろか」とか「もっと分かりづらいアートって無いだろうか?」とか、少しだけ自分の中に掘り下げてみる。これって大事。
「分かんない」「つまんない」ってそこで止まっちゃったら、それこを面白くないオチじゃないですか。クリエイターたるもの、そこから少しでも自分の骨肉の栄養としたいですよね。
こういうインプットって、今度は必ずそれが誰かに会いに行ったり話したりアウトプットするためのモチベーションになって良い循環が生まれると。
芸術の秋だし、映画も面白いの目白押しだし、行楽にもいい季節だから、新しい「?」との出会いを期待してさあみんなで出かけよう!
(久保)
p.s.
色々あったトリエンナーレですが、豊田市美術館会場面白かったですよ。写真家のタリン・サイモンさん、インスタレーションの高嶺格さんめっちゃ良かった!会期ももうすぐだからお早めに…