Giant Step
2010年2月24日
Giant Step
15年近く前になりますが、好きだったイギリスのバンドがGiant Stepと言うアルバムをリリースしまして。
暗~いロックバンドだった彼らが、急遽方向転換、ZIP-FM的なアゲアゲFM局でもチャートインしちゃうぐらいのポップなバンドに生まれ変わった、象徴的なアルバムでした。
で、何の話かというと、ボク自身それ以降Giant Stepと言う言葉が好きで、脳内で幾度も反芻して、色々な場面でGiant Stepだぞと思い続けて来たんです。
付き合ってた彼女にふられた時も、この仕事を始めた時も、結婚した時も、仕事で大失敗した時も、34才にしてサッカー始めた時も、この一歩はきっとジャイアントなステップに違いないぜ。てな具合に空元気を出してきました。
ボクの中でGiant Stepと言う意味は、何となくなんですが、「今は小さくても、いつかでっかい一歩になる」と思ってます。だから、今は苦しかったり、恥ずかしかったりしても大丈夫オレガンバ的な。オレ応援団オレみたいな。
ビートたけしは60過ぎてピアノを始めたそうです。昔からやってみたかったそうですが、なんとなく自分と、ピアノ演奏という事が結びつかずに60才になった時にはたと思いついたそうです。「このままではピアノ弾けない」と。
例え遅くても、もしかしたら最初はみじめでも良いから、とにかく最初の一歩を踏み出さなくっちゃと、あのたけしが思ったそうです。いい話。
スクールに訪れる方は様々です。自分の会社のホームページを作りたい方、今の会社を辞めて独立したい方、まずはデザインに触れてみて、色々試してみたい方。色々な方とお会いしてお話ししていると、皆さんに共通する「熱」に心を奪われます。今までやったことの無いジャンルや業種に飛び込むその勇気を是非無駄にしないで下さい!とか説明会では熱く語ってしまいます。シラフでこんな事言う人どうなんでしょうかって感じですよね。えへへ。でも本心なんだもん。
やっぱり新しい世界に飛び込んで、かつ、成功するには、勇気だけでなくある程度の「無謀さ」も必要です。スクールに通うと言うことは、その無謀さを和らげて、より「確実」な未来にする為の投資じゃないかなとボクは考えています。
長々と色々書いてしまいましたが、最終的に何が言いたかったかと申しますと、アントニオ猪木がよく言うアレです。アレ。迷わず行けよ行けば分かるさダー的なアレだと思うんです。
(クボ)