覚える楽しみと教える楽しみ
2012年12月4日
覚える楽しみと教える楽しみ
僕は人をお教えするに当たって、ずっと心がけている事があって、必ず作る事の「出来る」感と「楽しさ」を知ってもらおうと思っています。
デザインと言うと未経験の方にとっては、得体の知れない、選ばれた人だけが出来る特殊能力だと誤解されている事が多くあります。(時々それは「センス」と言う曖昧な言葉でごまかされていたりするんですが。)
でもデザインって決して「センス」のある人だけのものではなくて、気軽にファッションやインテリアを楽しむ様に、もっと身近で誰もが楽しめて、誰もが「出来る」ものだと思っています。
その為には最低限のマナーや手順があって、そう言ったものをお教えしながら、その上で、その方それぞれの個性を出して行けば良いのだと考えています。
そしてこの楽しさを知ってもらう為に、僕らはデザインや制作を楽しんで、生徒の皆さんにこの楽しさを知ってもらえたらなと思います。
デザイナーの山中俊治さんがtwitterでつぶやいていた事を読んで、ふとそんなことを考えました。
授業で伝えなければならないのは、知識やスキル以上に、知識やスキルを手に入れる喜びなのだと思う。それは、教える側が楽しんでいなければ決して伝わらない。
— 山中俊治 Shunji Yamanakaさん (@Yam_eye) 12月 4, 2012
久保