ウェブデザイナーの年収問題
2022年3月31日
ウェブデザイナーの年収問題
先日無料説明会に来ていただいた方から「ウェブデザイナーって年収どんなもんですか」と質問いただき、回答した内容をこちらでもまとめておこうと思います。
そもそもどういう仕事か
ウェブデザイナーと言っても、企業で働くのか?個人か?、デザインだけを行うのか?デザイン+コーディングまで出来るのか?などのスキルレベルによって大きく変わります。
それでもそもそも「ウェブデザイナー」ってどういう仕事なのか?は知っておきたいですね。
ウェブデザイナーって資格があるわけでもないので、明確な定義は全然無いです。
デザインだけをやる人、コーディングだけの人、コーディング+プログラム寄りの人などなど様々です。
でもどれが正解とか、どれができなきゃダメってのも無いです。得意不得意あっていいです。
基本的にウェブデザインの仕事は、「クライアントと実際のユーザーをウェブを通じて繋げてあげる通訳」みたいな仕事です。
ある会社が物は良いけどイマイチ売れない商品の販促で悩んでいれば、ベストの方法(デザインだったり、仕組みだったり、購入のプログラムだったり)を提示してあげられる事が最終目標だと思っています。
だからもちろんその提示の前提としての技術や知識、経験は多い方が良いです。
でも基本はデザイン。その次にコーディングは必須と考えていいと思います。じゃないとウェブの話は単純に厳しいだろうし。
その上で年収
ここからは憶測ですが、未経験の当初年収は300万がMAXじゃないかと思います。安
でも2〜3年キャリアを積むと400万前後が目安となります。クライアントや所属する企業としても任せられる範囲がグッと広がるし。
そこからは4かなと思います。いずれもボーナスは考慮してません。ボーナスって自分がいくらがんばっても会社全体の業績と大きく関係するのでなんとも言えません…。
さらに年収アップするなら
5年以降スキルのある人はさらに転職や、独立で年収アップという人も多いです。
と言ってももちろんそれもメリット・デメリット在ると思うけど。だからなかなかどれぐらいまで年収が上がるか?はなかなかはっきりと言えないけど、自分の知っている人(名古屋)では750万前後のデザイナーがいます。この人はかなり出来るレベル。技術が多いというより、むしろ仕事を任せられる人柄と信頼があるって感じ。
いわゆるフリーランスで仕事をするなら、自分ひとりで働くわけですから、労働時間×労働単価という話になります。寝ずにやれば700万800万も行けると思うけど、正直長続きしないと思う。体や脳が死ぬ。
だから自分ひとりでやるなら400〜500万を長く持続するってことを考えたほうが良いように思います。
実際それ以上稼ぐための売上って、一人よりも誰かに手伝ってもらわないと回らない話だから。
まとめ
企業で働くか、フリーランスで働くか。というのは個人的にはどっちでも良いと思う。特に自分は「長く続く」ってことを最優先にしているので、あんまり給料とか考えない人なので。その長く続かせるためには、生徒さんやクライアントに最大限メリットを与え続けることを最優先に考えた時に、自分の法人を設立する方が良いなと思いました。
無料説明会でもよく話しますが、決断はどっちでも良いけど、決断にこそ意味があると思ってます。なーなーにしない、自分の人生だけは自分で決める。自分の未来には妥協しない。そういう考えでも良いんじゃないかなと思ってます。全然まとまってないけど。(久保)