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デ・ニーロ先輩からのメッセージ

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[ 2015年6月18日 ]

「実社会では二度とオールAなんか取れない」ロバート・デ・ニーロが芸術学部の卒業式で語ったこと

「デザインに興味があるけど…」と言って体験に参加される生徒さん、そして入学して卒業し社会に出て、色々な分野で覚えた技術を活かして活躍するのをたくさん見て来ました。
そんな僕から、これからデザインの勉強を始めようか悩んでいる人、卒業が近づき未来に不安を持っている人に聞いて欲しいメッセージがあります。
それは「クリエイティブと言う業界は完全じゃなくても良いんだよ」って事。芸大出てなくてもいいし、絵が描けなくてもいいし、前職関係なくてもいいし、夜遅くまで起きてられなくてもいいんです!(全部おれ

デ・ニーロ先輩が言う通り、クリエイティブでいることは、理論や計算で選んだ道ではないし、情熱と野心と何より作りたい!作るの好きだ!って気持ちのはず。
でもそれだったら自分を甘やかす事や手を抜く事はあり得ない。ずーーっと成長をし続けて挑戦しなきゃいけないんだと思います。
デザインを仕事にするって、はた目よりももっと実は地味でずっと勉強も必要だけど、僕ら自身が続けていられるのは、ものを作ることが「好き」なんだと思うのです。

僕も前職はまったく関係ない仕事でした。だから芸大を出て活躍していく同世代のデザイナーに対して不安やコンプレックスは凄く大きかった。でもその「デザインの仕事をしてこなかった」ことが自分にとって「武器」なんだって気づいてから、ずっと気持ちが楽になりました。

みなさんもデザイナーとして仕事をしていると、時にはうるさい上司やクライアントが理不尽な事を言ってくると思う。でもその時にはこれまでに皆さんが前職で培って来たコミュニケーション能力や根回しが効くかもしれない。
広告代理店の営業さんが意味不明な言葉を使ってくるかもしれない。でもその時には前に読んだ漫画のセリフだと気づくかもしれない。
デザインの方向性を分かりやすく、映画やファッションや音楽のような趣味の話に例えて説明出来るかもしれない。

僕らデザイナーはみんな不完全だからこそ、みんなそれぞれ得意分野が違うし、仲間の助けが必要だし、これまでのあなたの経験はムダではないし、やりがいがあるんだと思う。
自分に対していっぺんに完璧を求めるってことは、自分の「出来ない点」を探してる事と一緒だと思うんです。それは本当に意味が無い。自分の「出来る事」に気づいて、それをどんどん拡張して行く事がすごい大事だと思います。

クリエイティブの世界は皆さんの幅広さと、「好き」を歓迎する世界です。

(久保)

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